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防府天満宮 周辺(防府市)

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防府天満宮 周辺(防府市)

■知っ得情報! 宮市界隈散策と山頭火の小径コース
 ・駐車場: うめてらす(観光客用の駐車場を利用させていただきました。)
 ・トイレ : うめてらす
 ・所在地: 防府市宮市地区
 ・距 離: 約1.8km

 今回は、防府市まちの駅 うめてらすを起点に、当施設のホームページに紹介されているまちあるきコースから、「宮市界隈散策と山頭火の小径コース」を歩きました。
防府天満宮の門前町として栄えた宮市地区は、今でも往時の風情を感じさせてくれました。
 

☆スタッフが歩いたコース☆
うめてらす(スタート)→宮市本陣兄部家→定念寺→山頭火の小径→らんかん橋→うめてらす(ゴール)

 

●萩往還・旧山陽道●

 防府市内観光の拠点である「防府市まちの駅 うめてらす」で地図を入手し、歩くコースを確認後、ウォーキング開始です!
うめてらすの前の道を、右方向に向かって歩き始めます。この道は萩往還と旧山陽道が重なっており、参勤交代でお殿様も通ったという歴史の道です。いまだに昔ながらの建物が数多く残っているため、歩いていると、なぜかとても懐かしい感じがしました。
ウォーキングルート
 少し歩くと、左手に「宮市本陣兄部家(みやいちほんじんこうべけ)」が見えました。
うめてらす
     ↑ 観光の拠点 うめてらす
宮市本陣兄部家
     ↑ 宮市本陣兄部家
 豪商として名を馳せた兄部家は、鎌倉時代から続く旧家です。その家屋は江戸時代、本陣となった国指定史跡でもありましたが、2011年の火事により、建物が全焼してしまったため、残念ながら今は塀にかけられた案内板でのみ確認できる状態でした。
現在は調査・記録事業が行われています。
萩往還・旧山陽道
     ↑ 歴史を感じさせる通りです。
定念寺
     ↑ 定念寺
 さらに歩いていくと、「定念寺」に到着しました。寺の前には、萩往還の石碑が設置されています。
取材当日は時間の都合により、中には入らずそのまま通り過ぎましたが、春にはとても美しい桜を見る事ができるそうですよ。

 

●山頭火の小径●

 次に「山頭火の小径」へ向かいます。
宮市は漂泊の俳人 種田山頭火の生まれ故郷であり、山頭火の生家跡もあります。今回のウォーキングルートからは外れてしまいますが、JR防府駅前をはじめ、市内各所に山頭火の句碑が80基以上建てられているので、句碑めぐりをするのも楽しいと思いますよ♪
あなたのお気に入りの一句を探しながらのウォーキングはいかがでしょうか?

山頭火の小径へは、左に曲がるところの角に製菓店があるので、これを目印にしてもらうとわかりやすいと思います。
小径の入り口

 
小径の入り口
↑ 曲がり角の目印は製菓店です。
右手前方の 2本つらなった電柱の
そばに、入り口を示す看板 が見え
ます。
↑ 小径の入り口には、可愛らしい山頭
火のイラストが。



山頭火の小径は、山頭火の生家跡から小学校へ通った道に付けられた名前で、その通り沿いの民家の塀などに山頭火の句がかけられています。
製菓店を曲がって前方右手を見ると、山頭火の小径への入り口を示す看板が見えました。「小径」の名の通り、道幅の狭い通りなので、まるで迷路の中を、山頭火の句を探しながら歩くような、なかなか味わえない感覚を楽しめましたよ。
一部ルートがわかりづらい箇所がありましたが、小径に設置されている右下イラストを目印に、進行方向を定めながら歩きます。 
 
 
★山頭火の小径の様子をご紹介します!

 

山頭火の小径

 

 少し広い道路に出たら、アパートと病院の間に細い道が続いていました。宮市郵便局横の通りをまっすぐ進んでいくと、突きあたりが民家になっていますが、右横にさらに細い道があったので、こちらに進みました。

石畳の道に出ると、もうそこは防府天満宮の参道の延長線上にある天神商店街でした。
らんかん橋 マンホール
  ↑ らんかん橋 ↑ 道路脇の排水路のふたには梅の模様がついていました。
  最後に「らんかん橋」を見るために右に曲がって少し進むと、その名の通り、赤い「欄干」が見えてきました。そばには休憩所もあります。 
後ろを振り向くと天神様の大きな鳥居がもうそこに!らんかん橋から水面を眺めて、一服してから帰路に着きました。

 

 コースの起点とした「うめてらす」は、防府市の観光拠点施設として、特産品・おみやげコーナーやお食事処などがある他、休憩場所もあるので、ウォーキング時にはぜひ立ち寄りたい場所です。
また、建物奥の情報コーナーでは、今なお人気の高い幕末の革命児 高杉晋作と、防府天満宮との意外な“つながり”を知ることができるので、興味のある方は、休憩を兼ねて立ち寄ってみてくださいね。

 

まんぽ

 

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