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萩城下町町屋コース(萩市)

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萩城下町町屋コース(萩市)

■知っ得情報! 萩城下町コース
 ・駐車場: 有り(有料)
 ・トイレ : 有り(中央公園など複数あり)
 ・所在地: 萩市江向4区593(中央公園)
 ・距 離: 全長約4.3km

 今回は、萩市健康づくり応援隊作成のウォーキングマップ「萩悠遊ウォーキングマップ」に掲載されている、萩市内9地区のウォーキングコースから、観光スポットを多数見ることができる、まさに見どころ満載の「萩 城下町町屋コース」をご紹介します。
せっかくなので、コースの一部を寄り道しながら歩きました。
☆マップはこちらから

※萩市健康づくり応援隊は、萩市保健センターを中心に、市の保健推進員や食生活改善推進員、健康教室参加者ら約70人で構成され ており、上記マップは隊員の方々が実際にコースを歩いて作成されました。

☆スタッフが歩いたコース☆
中央公園(スタート)→江戸屋横丁→菊屋横町→春日神社→堀内鍵曲→口羽家→天樹院→周布家長屋門→萩博物館(ゴール)

 

●江戸屋横町●

 中央公園の駐車場に車をとめて、ウォーキングスタートです。俥宿・人力車立場そばの慶安橋を渡って右に曲がり、江戸屋横丁に進みます。
萩といえばやはり白壁と武家屋敷、そして夏みかん!当時の豪商の名前が残る町筋のひとつ、江戸屋横丁は、古い城下町の風情を感じることができる通りのひとつです。時折、白壁の上から夏みかんが顔をだしていました。
高杉晋作・伊藤博文が幼年時学んだ円政寺や、青木周弼・木戸孝允の旧宅に、足をとめながら歩きます。しばらくすると、参勤交代時に大名行列が往来した「旧御成道」につきあたりました。
江戸屋横町入口 江戸屋横町

 

●菊屋横町●

旧久保田家住宅 菊屋横町  左に進むと、「国指定史跡萩城城下町」を構成する重要建築物、旧久保田家住宅や菊屋家住宅があります。休日ともなると観光客で賑わう通りですが、取材当日は平日の午前中だったこともあり、とても静かでした。菊屋家住宅横の通りを左に曲がり、菊屋横町へ入ります。
菊屋横町は「日本の道100選」にも選ばれており、白いなまこ壁が特徴的な通りです。通りには、菅内閣発足後、菅総理大臣が自ら命名した「奇兵隊内閣」で一躍話題になった、高杉晋作の誕生地もあります。訪れる観光客が今後ますます増えることでしょうね。

 

●堀内鍵曲(ほりうちかいまがり)●

 菊屋横町を抜けて、今度は右に曲がります。まっすぐ進むと、少し広い道路に出ました。左に曲がり、右手に続く細い道路にはいります。次に目指すは萩市観光の目玉のひとつ、「堀内鍵曲」です。
しばらく歩くと、保育園で元気に遊ぶ子ども達の声が聞こえてきました。春日神社と保育園の間の道路には、桜の木が何本も植えてあり、さながら「桜のトンネル」です。春には、桜吹雪舞う中のウォーキングが楽しめそうですよ。
桜のトンネル 鍵曲

通りの名前

堀内鍵曲道路_表示 マンホール
 春日神社を通り過ぎ、つきあたりを左に曲がります。なまこ壁を左手に見ながら歩き、右に入る道を探して進みます。
ふと見ると、三叉路の手前に、途中私たちを追い越した自転車がとまっています。近づくと、「こっちの方が見どころ満載じゃけー、こっち行ったらええよ。鍵曲があるから。」と声をかけてくださいました。地図を片手に歩く姿を見てのことでしょう。その暖かい一言に疲れも吹き飛び、さらにゴール目指して歩きます。

 

●緑あふれる歴史の町●

 町の風景を楽しみながら歩いてみて、あらためて立派な木が多いことに感動です。
通りも、美しいなまこ壁もあれば、土塀の中がむき出しになっていたり、土壁の中に瓦が埋め込まれていたり。壁だけ見ていてもあきません。
路面に道筋の名前を印した表示を見つけるのも、楽しみのひとつでした。もちろんマンホールも萩らしいデザインでしたよ!
天樹院を過ぎ、周布家長屋門に向って左に進みます。突当たりを右に進み、少し歩いてまた右方向に歩いていくと、きれいに整備された遊歩道が見えてきました。
緑がいっぱい 遊歩道
 萩博物館から海に向かってのびている遊歩道は、お堀沿いに整備されていて、近くには遊覧船の乗降場所もあります。これからの季節は、ウォーキングの後に遊覧船に乗って、川風に吹かれながら涼んでもいいですね。
私たちはゴールの萩博物館に向かって、右方向に進みましたが、左へ行くと、海沿いを歩くルートが続いています。時間と体力に余裕がある方は、解放感抜群!ストレス解消に最適な、海沿いルートもお勧めします!
海沿いコース

 

 道沿いには緑があふれていて、町中ウォーキングにも関わらず、森林浴をした気分になりました。とても立派な大木に感動しつつ、新しい時代から始まったことを思うと、感慨深いものを感じずにはいられませんでした。
観光ポイントに立ち寄りながら歩くと、かなり時間がかかってしまいますが、明治維新胎動の地として、今なお注目され続ける萩の町を、歴史に思いを馳せながら歩いてみてはいかがでしょうか。

 

まんぽ

 

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